彼女、お借りします2期1話感想とまとめ（アニメ）「夢と彼女」-ユメカノ-

※初めに※こちらネタバレ要素多めなので注意してください！

木ノ下和也は水原千鶴がレンタル彼女を辞めたら、2人の関係が解消され、木ノ下和にも別れたことを告げなければならないと頭を抱えていた。

木ノ下和也は水原千鶴の演劇が気になり、スマホで調べて変装して観に行くのであった。

舞台が始まり、木ノ下和也は水原千鶴の登場に驚く。

演技とはいえ、普段とは違う水原千鶴を目の当たりにして動揺を隠せないのであった。

水原千鶴の喜劇に周りの客は笑いの反応を見せるのである。

木ノ下和也は水原千鶴の存在感の大きさにただただ驚くのであった。

舞台の幕は閉じられても木ノ下和也はまだ余韻に浸って席を立たずにいた。

そんな木ノ下和也を後ろで観ていた桜沢墨が見つけ声を掛けようとするのだが、木ノ下和也の様子を見て声をかけるのを止めて劇場を出るのだった。

水原千鶴は劇が終わり、自身の演劇に手ごたえを感じていた。

有名な演出家が自分の舞台の配役を探している件で、もしかすると自分が選ばれるのではないかと淡い期待を抱いているのだった。

ところがその配役はスポンサーの姪で小さい頃から交流のある姫役の女の子に既に決まっていたらしく、出来レースだと知った水原千鶴に悔しさと怒りが込み上げてくるのであった。

©宮島礼吏・講談社／「彼女、お借りします」製作委員会2022

水原千鶴は誘われていた打ち上げを断り楽屋を後にする。

自分が思い描いていた未来像が崩れてしまったのである。

木ノ下和也はカフェで演劇鑑賞の後の余韻に浸ってから道を歩いていると、偶然にも水原千鶴と出くわすのである。

水原千鶴は木ノ下和也が手にしていたパンフレットを見て、木ノ下和也が自分の演劇を観に来ていたことを知るのであった。

木ノ下和也はそこで水原千鶴に演技の素晴らしさや自分が感動したこと、他のお客さんも楽しんでたこと、そしてそんな水原千鶴がカッコよかったということを伝えるのであった。

水原千鶴は「ありがとう」と感謝を伝えた。

そして配役を探している件は駄目だったことを伝えるのであった。

木ノ下和也は水原千鶴が実力がなかったから仕方がないと言っているが、本当は自分を押し殺して悔しがっていることを肌で感じていた。

水原千鶴は自分は木ノ下和也と同じだと告げる。

レンタル彼女をしてお客から貰ったお金を諦めきれない自分の夢につぎ込む。

才能がなければ何の意味もないと。

しかし木ノ下和也は水原千鶴は自分と同じ訳がないと豪語する。

そして水原千鶴を毎週ずっとレンタルすると約束するのであった。

水原千鶴は苦労しながら頑張ってるし、今日の舞台だって1番だった。

木ノ下和也はそう言って、自分がサポートするから夢を諦めるんじゃないと伝えるのであった。

水原千鶴は木ノ下和也に出来ないことを言わないでと言い残してその場を去るのであった。

その晩、海くんから連絡が入り、姫役の女の子と会話することになる。

そしてその後後悔を残さないと書かれた台本を見直すのだが、自分をアピールするのではなく、全体が上手くいくように徹して練習してきたことが報われなかったことにただただ悔しさを覚え、涙が止まらないでいた。

そんな時、自身のスマホにレンタル彼女の申し込みの連絡が入るのである。

申し込んだのは木ノ下和也であった。

水原千鶴が手にしていたスマホの画面が涙で溢れそうになった。